当社は、2023年2月10日付で2023年から2025年までの3ヶ年の中期経営計画「T-2025」を公表しておりますが、事業環境や業績の変化を踏まえ、本日開催の取締役会において、新たに2024年から2026年までの3ヵ年中期経営計画「T-2026」策定を決議致しました。また、当該取締役会においては、資本コストや株価を意識した経営の実現に関し、現状を評価・分析した上で、改善に向けた方策につき審議し、その結果を「T-2026」に織り込みましたので、併せ、お知らせいたします。
当社グループでは、経営環境の変化に柔軟に対応するため、2019年2月に開示した中期経営計画「T-2021」より、年次で向こう3年間の計画を見直す、所謂、ローリング方式を採用しております。2030年に向けたビジョンとして、「先端素材とソリューションで持続可能な社会の実現に貢献する」を掲げ、各種施策に取り組んでおりますが、「T-2026」においても同ビジョンの実現に向け、以下の基本方針で活動を進めてまいります。
・黒鉛電極事業の構造改革
・カーボンブラック・ファインカーボンの高付加価値化と生産能力拡充
・成長性と資本収益性を踏まえた「選択と集中」
・カーボンニュートラル推進
・循環型社会に貢献する革新技術開発
・グループガバナンス体制強化
・社員のエンゲージメント向上
横スクロールで表全体を確認
2026年主要業績目標 | (参考)2023年実績 | |
---|---|---|
売上高 | 4,580億円 | 3,639億円 |
営業利益 | 530億円 | 387億円 |
ROS*1 | 12% | 11% |
EBITDA*2 | 1,040億円 | 759億円 |
「T-2026」においては、PBR(株価純資産倍率)の改善に向けた取り組みとして持続的成長による株主価値向上を図るための具体的な取り組みを強化していくとともに、適切な情報開示や投資者との積極的な対話について、一層の充実を図り、市場から十分な評価を得ることで「PBR1倍超の早期実現」に努めてまいります。
詳細は、「T-2026」の「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」をご参照下さい。