原材料の入荷状況が厳しいなかでも知恵を絞り
「顧客のニーズ」に全力で応える
湘南工場 工程課
S.M
2019年入社
※所属は取材当時
これまでの経歴 CAREER
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2014
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早稲田大学国際教養学部国際教養学科に進学
国際教養学科では差別問題や女性の人権問題など、社会学寄りの講義を主に履修。高校時代の天文部に続き、サークルは「天文サークル」に加入した
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2019
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東海カーボンに入社
日本のモノづくりの一端を担いたいと思い、製造業を志望。そのなかでも東海カーボンが作る製品のユニークさと、働く人々の“熱さ”に引かれ、入社を決意
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2019
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湘南工場 工程課に配属
車やバイクのブレーキなどを製造する湘南工場の工程課にて、ペーパー摩擦板および相手板の品種担当として、生産管理と納期管理、購買管理などに従事
インタビュー INTERVIEW
学生時代について
国際教養学科で幅広く学びつつ
天文サークルで星空を追いかける
なるべく幅広い知識と教養を得たいという考えから、さまざまな種類の講義を履修可能な「国際教養学部国際教養学科」を選択しました。その中でも、私の場合は差別の問題や女性の人権問題など、いわゆる社会学寄りの講義を中心に履修していましたね。また、高校生の頃から星が大好きだったので、サークルは「天文サークル」に入りました。
東海カーボンを選んだ理由
「製造業」にこだわりたかった
そのうえで東海カーボン社員の人柄に引かれた
日本のモノづくりの一端を担いたいと思っていました。そのなかで、東海カーボンという企業は「面白いな」と思ったんです。大半の人はカーボンのことをあまり知らないと思いますが、知られていない割に“必需品”であるというのが、非常に面白いなと。そして面接の際に私が話すことを、上層部の方が、本当に一生懸命聞いてくださったた。そのうえで、私を採用してくれた――という部分から、「本当に信用できる企業なんだろうな……」と思ったのです。
現在の仕事内容
摩擦材の「品種担当」として
納期を守るための生産管理に奮闘
湘南工場というのは摩擦材を作っている工場で、私はそちらの工程課でペーパー摩擦材およびその相手板の「品種担当」をしています。昨今は摩擦板の需要が非常に高くなっていて、なおかつ鋼材がなかなか入荷しないという状況が続いています。そんななかで鋼材を確保しつつ、遅れている分にはなんとか対応し、そしてお客様の期待にできる限り応える――というのは正直大変ですが、納期を死守するため、生産管理と納期管理、購買管理などに日々励んでいます。
仕事のやりがい
あの手この手で納期を守れたときの
顧客からの感謝の言葉がモチベーションに
ご存じのとおり昨今はさまざまなモノが不足していたり、鋼材やサプライヤーの加工納期が大幅に遅れてしまっていたりもします。しかしお客様との調整が厳しい状況下でもあの手この手を尽くし、関係部署にもさまざまななお願いをしながらなんとか納期に間に合わせた後、お客様から「本当にありがとうございました!」というようなご連絡を頂戴したときは「頑張ってよかったな……」と、心の底から思います。
仕事で大事にしていること
「自分はこう思う」という気持ちを
どんなシーンでも忘れないようにする
私が大切にしているのは「常に“自分自身”をちゃんと持つ」ということです。社内にはいろいろな考えを持つ人がいますし、“会社の方針”というものにも、基本的には従わなければなりません。でもそれはそれとして、「しかし自分はこう思う」という気持ちは、なくさないようにしているんです。
入社して一番成長した経験
星の数ほどある担当品目の
緻密な生産産理がやっとできるように
品種担当として扱っている品目が非常に多く、ペーパー品だけで約150種類、相手板も100種類ぐらいはあります。それゆえ最初の頃はどうしても抜けや漏れが生じてしまい、「納期が近づいてるのに材料がない!」みたいな状況におちいることもありましたが、そんな時は諸先輩がしっかりとフォローしてくれました。最近はやっと、抜けや漏れが発生しない管理ができるようになってきました。
東海カーボンを一言で表すと
人目につかないが、世の中全員に
関わりがある製品を作っている会社
東海カーボンが扱っている製品は、あまり人目につかないモノが多くて地味なのですが、しかし確実に社会の役に立っています。地味だけど、世の中の全員に関わりがあるプロダクトと言いますか。そんな東海カーボンの「ひっそりとした感じ」が、私は大好きなんです。
同僚の特徴
とにかくモノづくりが大好き
仕事には情熱的だが「やさしい人」が多い
私はまだ湘南工場のみなさんのことしか知りませんが、端的に言って「やさしい人」が多いですね。ただ、仕事に対しては情熱的で熱心、そして真面目です。おそらくですが、「仕事が好き!」という人が集まっているのでしょう。特に、モノづくりが大好きな人が。そして「この社会を裏で支えているモノをみんなで作ってるんだ!」という、良い意味でのプライドを、みなさんから感じています。
今後の挑戦
生産関係の仕事を習得した後は
「販売」「海外」にも目を向けたい
現在は「作る」ほうの仕事をしていますが、ゆくゆくは「売る」ほうの仕事もぜひやりたいと思っています。また、せっかく海外拠点も多い会社で働いているので、海外市場に関係する業務も経験したいですね。現在は、今担当している業務でめいっぱいというのが正直なところですが、もっと自分のキャパシティを広げ、さまざまな領域にチャレンジしていきたいと思っています。
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原材料の入荷状況が厳しいなかでも知恵を絞り
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S.M
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