グローバル企業として GLOBAL BUSINESS
東海カーボンのグローバル展開
カーボンメーカーとしてはいち早く国際化の波をキャッチし、1986年にはニューヨーク駐在員事務所を開設し、翌1987年には海外現地法人TOKAI CARBON AMERICAをニューヨークに設立しました。その後も欧州、アジア、北米へ進出し、製造販売拠点を拡充してきました。
近年では、高い成長が見込まれる半導体業界を対面業界とするファインカーボン事業を拡充する一方、鉄を凌ぐ成長見通しのアルミ市場にも狙いを定め、2019年にはM&A によって精錬ライニング事業が加わりました。
グローバルに構築された多様な収益拠点を活かせるようガバナンスを進め、企業価値向上に取り組んでいます。
グローバルにおける
これまでの歩み
グローバルM&Aでは、その会社の歴史や文化を引継ぎ、強みを活かすよう統合を進めてきました。結果として、現地マネジメントの強いリーダーシップのもと、グループ連結業績に大きく寄与する形となっています。
M&Aで新しくグループ入りした企業のマネジメントやスタッフとは友好的な関係を築くことができており、私たちの100年を超える実績や「絆」を大切にする企業風土に共感していただけることが多くありました。
現在では、アジア、欧州、北米の3軸に製造拠点を持つことでグローバルな供給体制を敷くことができ、海外グループ同士の連携も厚みを増してきました。
海外売上や従業員数が全体の7割を超える中、グループの全体ガバナンスを担う本社(日本)の重要性もますます高まってきています。